近所のパン屋さんと隣のトロペジエンヌちゃん

バゲットを買いに……

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思い出したように、描く。

おいおいと、がこんな時期に!そして、ピレネー記事からまとめてアップ。

登場人物はこんな人たち。

エリッソンは自分の弟を「キツネ!キツネがいい!!」と言い張るので、私が一番イケメンだと思う犬種のボーダーコリーにしてみる。かっこいいのに、ボーダーコリー。『ベイブ』見た?


地味に困っているこのムズムズ感!

dessiner

《描く》

ありがたいことにちまちまと描く機会や場所がありまして。無くても描くけど、やっぱりモチベーションは違うわけで。


エリッソンを縫ってみたり、描いてみたり。ちょっと手足の部分が子泣き爺みたい……と思ってみたり。


誕生日に友人からウクライナ土産の猫をいただいたので、黄色い電気ネズミを描いて贈ったり(まだ送ってないけど)。


前々からお仕事をいただいている方から、新たに依頼のことについて話し合ったり……

猫!実際に飼ってらっしゃるシロさんとクロちゃんから成形していった猫弟子達。

意外に猫って、西洋の血が入ってる子の方が鼻ぺちゃだったりするなーと最近思うのですが。ひとと逆で、和猫の方が横顔立体で鼻筋通ってる気がする。不思議。

Day 91, 92 : La nostalgie( 7/7, 8 )

《望郷》

望郷の念などなかった上に、帰りたくもなかったのですが、ビザ的に帰らねばならず。あと、肌と髪が限界。

※たまにこうして《フランスにわか生活日記》が増えます。


 から、帰国につながります。

Day 77~80 : un soins (pris) à domicile ( 6/ 22~25 )

《自宅療養中である》

6月19日に退院して、22日にようやくアングレットに戻ってまいりました。自宅では無いけど、もはや自宅のように落ち着く空間。

さてさて、振り返りになりますが。
家の鍵について「え?」って思うひとが多数かと。つまり、家の内側から鍵をかけるためのサムターンとかが無いんです。内側からも鍵で錠します。なので、鍵が無いと家の内側にいても鍵がかけられ無いことに。

不便!

☆やってまいりました!病院食!!謎が謎を呼ぶ病院食。何度も言いますが、これはフランスの病院食!

 メニューが書いてある紙がいつもついてくるんですけど、私の名前間違ってたよ!!訂正する気力はありませんでした。
  点滴してるとか腎臓がどうとか、関係無いんだろうか?


こういう感じの平和的な闘牛を二度ほど観ました。牛を殺さない前提なので、安心して楽しめます。しかも、見ていて面白い!ハラハラドキドキ。ただし、私が観ている間に二三人ほど牛に踏まれてました。でも、続行。

フランス人、負傷者を讃えて、続行。

なので、必ず救急車と救急隊員は待機してます。

【8月20日追加】


Day 74 ~ 76 : l’hôpital 3, et la liberté ( 6/ 20~22 )

《病院その3、そして自由》

さて。

なんとか6月19日金曜日に出獄もとい退院した訳ですが。なんか体力がものすご無い。

とりあえず、金曜日〜日曜日の夜までは母上のお宅にお世話になってましたがその話の前に《病院体験記》の続き。


文字ばっかりですみません。思い出すと、結構辛い。それ故、ちゃちゃっと書き終えてしまいたい気持ちが勝る!

態度の悪い看護師というのは、

確か、3日目あたりに、アレルギー食品ぽいものが夕飯にでた。マコモダケみたいな一見ホワイトアスパラガスの太いやつ。「アレルギーの食品じゃないわよね?」と、フランス母上が食事担当の看護師B(冷たい美人系)に言いに行く。

看護師B、憮然とした顔で違うと言い切る。が、その植物が何科かどうかまでは答えられない。ていうか、名前聞いても私もわからなかった。その場で、インターネットで確認したら、ユリ科ではなかった。

看護師B、超絶不機嫌な顔で退場。

たぶんこの時に彼女はものすごーく私に対して『厄介な患者!』と、恨みがましい気持ちになったのではないかと推測。母上は純粋に私を心配して確認してくれたのだけど、看護師B嬢にとっては面白くなかったと思われる。

確かに、私はめっちゃ日本人(てか、アジアン)ビジュアルなのに、毎日フランス人一家が面会に来ては世話を焼いてくれている謎の状況。ここ、モンドマルサンは観光客もあまりいない上に日本人すら数えるほどしかいない地方の街。

ということで、詳しくは書きませんが、この看護師B嬢の私へのこの後の態度を想像するのは容易いのではないかと。危うくブチ切れる寸前だったとだけ書き加えます。

でも、基本的には、

顎ピアス×金髪ボブカット看護師さんは、(初日の夜しか見てないけど)驚く程優しくて親切でマジで天使だったし。

入院生活全般の説明してくれたベテラン看護師さんは、気さくで気配りが細かくて安心できたし。

ちょっと大柄な、でも朗らかな美人看護師さんは、いつも笑顔で素敵だったし。

後半鷹のような目つきで採血しにくるアメリカンドラマに出てきそうな派手美人看護師さんは、英語とフランス語で説明してくれたし。採血失敗したら、丁寧に謝ってくれたし。失敗しないで欲しかったけども。

素敵な天使がたくさん(※しかし、みなもれなくアクセサリーと化粧、ピアスは標準装備でしたね)。


点滴してる時から「これ、どうやって外すんだろ……、テープ引っぺがしたら針が血管破くんじゃ?」と畏怖。で、点滴外す前、アメリカンな看護師さんが「準備はいい?」と聞いてきた。よくはないけど「うぃ」と答えると、バリッと剥がして、すかさず何かで抑える感触。こういうの苦手なので、見られない。

「終わったわよ、ニコ!」って、何が何だかわからない!!これより採血が死ぬほど痛かったので、もう忘れたい。。。

あと、不幸中の幸いが、入院中、否応なく二十四時間色んな人のフラ語に晒され続けたお陰で、耳がだいぶ慣れました。四月の時よりだいぶわかる……。医療用語も少し覚えたし。

anémie アネミ 《貧血(毎回採血で貧血)》とかmamelon マメロン 《乳首(病院着でノーブラなので痛い)》とか……使わなさそうで使いそうな単語を覚えた。

てことで、19日に無事に退院。

はい、ニベア。日本製の青缶ニベア最強説。あとシアバターのヘアパック、いいです。洗髪前に満遍なく塗って、普段通りシャンプーで洗うだけでだいぶ髪の傷みが回復。

でもやっぱり日本でケアしたい……。 

奥様と、日本人にはやたら難しいフランス語の発音について語り合う。

Day 64~73 : L’ hôpital 2 ( 6/10~6/19 )

《病院その2》

フランスの病院体験について、振り返りつつじっくり語りたいのです。。。

いやー大変でした。

 熱が下がってるときは、フラフラしながらもなんとかシャワー浴びたり、ご飯(ヨーグルトかジュース)食べたり。が、7時間間隔でまた熱が上がる、の繰り返し。

そんで、骨盤のすぐ内側(つまり腎臓)に鈍痛があることにも気付いていたものの、熱とは関係ないと思いこむ。むしろ、熱のせいで深く考えられない。


まさかのシャワー介助。もう介護。

お腹が空く感覚がもうわからない。水でも吐きそうになる。いつ熱が終わるのか考える。熱が上がりすぎた時の後遺症とかは考えられる。全ての考えがマイナスの方向に突っ走るものの、考えに感情が追いつかない。


もうエリッソン母上は命の恩人……思い返すと、この母子の連携プレーによって、私の腎臓が守られたと言っても過言ではない。ってか、それが事実。


高熱から入院まではこんな流れ。途中、見辛いのは、熱で朦朧としてた記憶を思い返しながら書き綴ったため。


しかし、フランスの医療従事者、特に女性の身だしなみが日本と違う気がする。ピアス、ネックレスは当たり前。顎ピアスの看護師さんもいたし、みんな大概化粧がっつりしてる。ガム噛んでる人もいたし。

Day 62, 63 : Greenwich~ Biarritz ( 6/8,9 )

《グリニッジ〜ビアリッツ》

2013年のパリロンドン旅行で、だいたいロンドンで行きたいところは行っていたので、今日は思い切ってロンドン中心から5キロほど離れたところにある……

グリニッジ旧王立天文台およびグリニッジパーク周辺に行くことに。世界遺産!

ワクワク。子午線ゼロ、ワクワク。水上バスも、帰りに乗ろうと思ってワクワク。

大航海時代に時刻関係が発達して、戦争の時にはナビの性能が向上するとか聞いたことありますが。いいこと悪いことが表裏一体。

子午線ゼロ上のうちの子(3歳)。久しぶりに見たとの身内の感想が耳に痛い。お母さんが私だとすると、お父さんは毛だけ提供した何処かの羊というシュールな事実。

あ!ショコラティヌに関して。フランスの北の方では『パン・オ・ショコラ』、南では『ショコラティヌ』と呼ぶそうです。『クロワッサン・オ・ショコラ』は別物なんだとか。

南で『パン・オ・ショコラ』と呼ぶとブーイングとのこと。日本でいうおやき、大判焼き、ござ候、あじまんみたいなものでしょうか。

出来ればもう少しグリニッジビジターセンターで遊びたかったのですが、なにぶん一人旅なので自重。疲れに負けてベンチでボケっとしてました。

そして、クイーンズハウス!


館内では、自然科学に関するアートが展示中。 

少し歩いて河岸へ。いつもチケットとか買う時、英語力のなさでドキドキしつつ……。案の定、チケ売り係のお姉さんの「あなた、どこまで行くの?」がわからず二度目で「え、えんばんくめんと!!」と、目に付いたところの名前を叫ぶ。だから、最初からエンバンクメントに行こうと思ったわけではなく。

ここから水上バスに乗ります。

 

水上バスの旅。

  

いつ来てもなに見ても、頭の中はBBCのドラマでいっぱい。

  
素直な感想として、楽しかったです!

そして、ロンドン、美味しくない。寿司は米がへんちくりんだし、サンドイッチは乾燥している。チップスだけだよ、美味しいの。
……言い掛かりでしょうか。

Day 61 : Liverpool 3 ~ Londres ( 6/7 )

《リバプールその3〜ロンドン》

いやー、BS『世界ふれあい街歩き』 リバプール編で予習した通り、赤か青かに分かれてるんですねーこの街。

そういや、サラッと描きましたが、ほんとに二晩二段ベッドの上下。実は私、二段ベッドに寝たことがなくて、まさかの人生初がイギリス。この旅、やたらと初体験多し!


このロンドン自然史博物館は、やはり別ページを設けてご紹介したいくらい好きです。建物が綺麗、恐竜たくさん、動物の標本たくさん。その他もろもろ、鉱物、宝石、植物、鳥、地震やむしろ地球まるごと揃ってます!!

こんな風にライオンだけではなくあちこちにいろんな動植物が彫られていたり、描かれていたり。 
あ、宿はこんな感じです。

 みんな英語話してる〜と思ったら、みんな英語以外にも電話では他の言語(全然聞いたことない言語有り)話してる〜というインターナショナル体感。一人の子が、電話でフランス語を話していて若干の懐かしさを覚えました。

ってか、英語よりわかる気がするフランス語……(一句)。『あ、私のこと話してる……』くらいはわかります。