Day 77~80 : un soins (pris) à domicile ( 6/ 22~25 )

《自宅療養中である》

6月19日に退院して、22日にようやくアングレットに戻ってまいりました。自宅では無いけど、もはや自宅のように落ち着く空間。

さてさて、振り返りになりますが。
家の鍵について「え?」って思うひとが多数かと。つまり、家の内側から鍵をかけるためのサムターンとかが無いんです。内側からも鍵で錠します。なので、鍵が無いと家の内側にいても鍵がかけられ無いことに。

不便!

☆やってまいりました!病院食!!謎が謎を呼ぶ病院食。何度も言いますが、これはフランスの病院食!

 メニューが書いてある紙がいつもついてくるんですけど、私の名前間違ってたよ!!訂正する気力はありませんでした。
  点滴してるとか腎臓がどうとか、関係無いんだろうか?


こういう感じの平和的な闘牛を二度ほど観ました。牛を殺さない前提なので、安心して楽しめます。しかも、見ていて面白い!ハラハラドキドキ。ただし、私が観ている間に二三人ほど牛に踏まれてました。でも、続行。

フランス人、負傷者を讃えて、続行。

なので、必ず救急車と救急隊員は待機してます。

【8月20日追加】


Day 74 ~ 76 : l’hôpital 3, et la liberté ( 6/ 20~22 )

《病院その3、そして自由》

さて。

なんとか6月19日金曜日に出獄もとい退院した訳ですが。なんか体力がものすご無い。

とりあえず、金曜日〜日曜日の夜までは母上のお宅にお世話になってましたがその話の前に《病院体験記》の続き。


文字ばっかりですみません。思い出すと、結構辛い。それ故、ちゃちゃっと書き終えてしまいたい気持ちが勝る!

態度の悪い看護師というのは、

確か、3日目あたりに、アレルギー食品ぽいものが夕飯にでた。マコモダケみたいな一見ホワイトアスパラガスの太いやつ。「アレルギーの食品じゃないわよね?」と、フランス母上が食事担当の看護師B(冷たい美人系)に言いに行く。

看護師B、憮然とした顔で違うと言い切る。が、その植物が何科かどうかまでは答えられない。ていうか、名前聞いても私もわからなかった。その場で、インターネットで確認したら、ユリ科ではなかった。

看護師B、超絶不機嫌な顔で退場。

たぶんこの時に彼女はものすごーく私に対して『厄介な患者!』と、恨みがましい気持ちになったのではないかと推測。母上は純粋に私を心配して確認してくれたのだけど、看護師B嬢にとっては面白くなかったと思われる。

確かに、私はめっちゃ日本人(てか、アジアン)ビジュアルなのに、毎日フランス人一家が面会に来ては世話を焼いてくれている謎の状況。ここ、モンドマルサンは観光客もあまりいない上に日本人すら数えるほどしかいない地方の街。

ということで、詳しくは書きませんが、この看護師B嬢の私へのこの後の態度を想像するのは容易いのではないかと。危うくブチ切れる寸前だったとだけ書き加えます。

でも、基本的には、

顎ピアス×金髪ボブカット看護師さんは、(初日の夜しか見てないけど)驚く程優しくて親切でマジで天使だったし。

入院生活全般の説明してくれたベテラン看護師さんは、気さくで気配りが細かくて安心できたし。

ちょっと大柄な、でも朗らかな美人看護師さんは、いつも笑顔で素敵だったし。

後半鷹のような目つきで採血しにくるアメリカンドラマに出てきそうな派手美人看護師さんは、英語とフランス語で説明してくれたし。採血失敗したら、丁寧に謝ってくれたし。失敗しないで欲しかったけども。

素敵な天使がたくさん(※しかし、みなもれなくアクセサリーと化粧、ピアスは標準装備でしたね)。


点滴してる時から「これ、どうやって外すんだろ……、テープ引っぺがしたら針が血管破くんじゃ?」と畏怖。で、点滴外す前、アメリカンな看護師さんが「準備はいい?」と聞いてきた。よくはないけど「うぃ」と答えると、バリッと剥がして、すかさず何かで抑える感触。こういうの苦手なので、見られない。

「終わったわよ、ニコ!」って、何が何だかわからない!!これより採血が死ぬほど痛かったので、もう忘れたい。。。

あと、不幸中の幸いが、入院中、否応なく二十四時間色んな人のフラ語に晒され続けたお陰で、耳がだいぶ慣れました。四月の時よりだいぶわかる……。医療用語も少し覚えたし。

anémie アネミ 《貧血(毎回採血で貧血)》とかmamelon マメロン 《乳首(病院着でノーブラなので痛い)》とか……使わなさそうで使いそうな単語を覚えた。

てことで、19日に無事に退院。

はい、ニベア。日本製の青缶ニベア最強説。あとシアバターのヘアパック、いいです。洗髪前に満遍なく塗って、普段通りシャンプーで洗うだけでだいぶ髪の傷みが回復。

でもやっぱり日本でケアしたい……。 

奥様と、日本人にはやたら難しいフランス語の発音について語り合う。

Day 62, 63 : Greenwich~ Biarritz ( 6/8,9 )

《グリニッジ〜ビアリッツ》

2013年のパリロンドン旅行で、だいたいロンドンで行きたいところは行っていたので、今日は思い切ってロンドン中心から5キロほど離れたところにある……

グリニッジ旧王立天文台およびグリニッジパーク周辺に行くことに。世界遺産!

ワクワク。子午線ゼロ、ワクワク。水上バスも、帰りに乗ろうと思ってワクワク。

大航海時代に時刻関係が発達して、戦争の時にはナビの性能が向上するとか聞いたことありますが。いいこと悪いことが表裏一体。

子午線ゼロ上のうちの子(3歳)。久しぶりに見たとの身内の感想が耳に痛い。お母さんが私だとすると、お父さんは毛だけ提供した何処かの羊というシュールな事実。

あ!ショコラティヌに関して。フランスの北の方では『パン・オ・ショコラ』、南では『ショコラティヌ』と呼ぶそうです。『クロワッサン・オ・ショコラ』は別物なんだとか。

南で『パン・オ・ショコラ』と呼ぶとブーイングとのこと。日本でいうおやき、大判焼き、ござ候、あじまんみたいなものでしょうか。

出来ればもう少しグリニッジビジターセンターで遊びたかったのですが、なにぶん一人旅なので自重。疲れに負けてベンチでボケっとしてました。

そして、クイーンズハウス!


館内では、自然科学に関するアートが展示中。 

少し歩いて河岸へ。いつもチケットとか買う時、英語力のなさでドキドキしつつ……。案の定、チケ売り係のお姉さんの「あなた、どこまで行くの?」がわからず二度目で「え、えんばんくめんと!!」と、目に付いたところの名前を叫ぶ。だから、最初からエンバンクメントに行こうと思ったわけではなく。

ここから水上バスに乗ります。

 

水上バスの旅。

  

いつ来てもなに見ても、頭の中はBBCのドラマでいっぱい。

  
素直な感想として、楽しかったです!

そして、ロンドン、美味しくない。寿司は米がへんちくりんだし、サンドイッチは乾燥している。チップスだけだよ、美味しいの。
……言い掛かりでしょうか。

Day 61 : Liverpool 3 ~ Londres ( 6/7 )

《リバプールその3〜ロンドン》

いやー、BS『世界ふれあい街歩き』 リバプール編で予習した通り、赤か青かに分かれてるんですねーこの街。

そういや、サラッと描きましたが、ほんとに二晩二段ベッドの上下。実は私、二段ベッドに寝たことがなくて、まさかの人生初がイギリス。この旅、やたらと初体験多し!


このロンドン自然史博物館は、やはり別ページを設けてご紹介したいくらい好きです。建物が綺麗、恐竜たくさん、動物の標本たくさん。その他もろもろ、鉱物、宝石、植物、鳥、地震やむしろ地球まるごと揃ってます!!

こんな風にライオンだけではなくあちこちにいろんな動植物が彫られていたり、描かれていたり。 
あ、宿はこんな感じです。

 みんな英語話してる〜と思ったら、みんな英語以外にも電話では他の言語(全然聞いたことない言語有り)話してる〜というインターナショナル体感。一人の子が、電話でフランス語を話していて若干の懐かしさを覚えました。

ってか、英語よりわかる気がするフランス語……(一句)。『あ、私のこと話してる……』くらいはわかります。

Day 59 : Liverpool  1 ( 6/5 )

《リバプール》

※ちょっと順番がバラバラになります。

とりあえず、ロンドンに無事到着して一夜明けたところから……

殆どドミトリーみたいな格安ホテルに初挑戦した訳ですが。案外寝られる!と気がつく。運がいいのか、結構みなさまマナーがいいです。

ホテルのチェックアウト後。オイスターカードを買ってなかったので、ピーク時を避けるため(※ロンドンの地下鉄は、朝のラッシュ時は値段が高い。オイスターカードというほぼSuicaがあると、そうでもない)、また、目的地がすぐ近くのハイドパークだったので、てくてく歩き出したのですが。


なんで3時間歩いた!?

いつもいつもロンドンでは、しなくてもいいウォーキングをする羽目になる気がするんだけど。しかも、厳選したものの、荷物が重い。

さて。

ここは、リバプール!!まさか来るとは思わなかったよリバプール!!まさにマジカルミステリーツアーだわ。

リバプールライムストリート駅で待っていてくれたビクターくん(仮名。リバプール出身。大学生。『不思議の国のアリス』好き友達)と、無事に会う。はい、低体温。

いつも物腰低体温!低体温だけど、いいひと。


②の美術館で見た『ファンティーヌ』の絵が一番印象に残ってます。女の画家さんがえぐりだした女の愛憎みたいな……とにかく静かに強烈な一枚。

③図書館が素晴らしい。余談ですが、ビクターくんの流行りが《本×檸檬》なので、梶井基次郎ネタで小盛り上がる。 

⑥SAPPOROなのに、ビールはアサヒ。この怪しい盛り上がりを見せる鉄板焼きレストランについては、後ほどがっつり語りたいものです……。

で、ビクターくん宅へ。

心からポケモンすげーと思います。こんなに世界中の子供の心をつかむなんて!

ご両親は、おそらくわたしが英語難民でフランス滞在中ということで、ゆっくりした英語とちょっとのフランス語で話しかけてくれる心遣いの持ち主。いや、ていうか、疲れたビクターくんが一切翻訳をしてくれなかったのでご両親とわたしでなんとか会話していたという理由もあり。

フランスで、英語使うよりわかってもらえてよかった。

あと、内心、ビクターくんとこのお母さんと血が繋がってることが不思議なくらい対称的。

そんな感じで、リバプール1日目終了!

Day 52, 53 : en Espagne ( 5/29,30 )

《スペインに》

行ったのですが、なんと食べ物のことしか描いていない。

スペインが近いのはわかるんだけど、この「スペイン行くよ直前予告」にびっくり。島国と大陸のギャップ。



ほんとーに、橋一本でスペインでそこはスペイン。言葉も雰囲気もスペイン。フランス語もみんな早口で話すけど、スペイン語はさらに早口。もう何が何だかわからないグラシアス。

さて、景色はこんな感じでした!

  

そして、日が暮れるといきなり寒い!

Day 49,50,51: La mémoire ( 5/26~28 )

《記憶》

このロンポワンが曲者で、助手席に乗っていて、感覚的に「あ、ここの道に行くんだな」っていう予想が外れるた時に体にかかるGが物凄い裏切られた感。説明が難しい。

右折かな?うわっ左折かーい!!

ってときに「えー?!!」と毎回叫んでしまう。最近は、ロンポワンに入る前にどこの道に行くのかわかるようになったので、そういうのなくなったけど。

だから、英語と綴りが同じでも一生懸命英語の発音しても、伝わらない。

私「ほら、くろーばー(四つ葉のクローバーと言いたい)」エリッソン「え?」「clover(Rを巻いてみる)!」「ん?」「clover カトル フォイユ……?」「わかんない」(私、辞書を引く)「と、trèfle à quatre feuilles……?」「ああ!cloverのことね!!」

私、言ってたのに。。。ということ多数。

まだまだあります。謎な生活仕様。

Day 47 : EcoMusee De Marqueze ( 5/24 )

《エコミュゼ マルケーズ》

まぁいろいろ違いますしね。そもそも環境(水の質とか空気の乾燥、気温)が違うので、水周りの習慣がかなり違います。環境ありきで社会システムができてるところもあると思うので。

とりあえず「ロンポワンって、日本語でなんていうの?」と、昨日聞かれたのですが。

「ないよ」「え?」「日本にはないの」「え!」というフランス人の衝撃ったら。「なんで?」「知らないけど、そもそも私、パリの凱旋門にしかないと思ってたし」

※ロンポワンとは、道路に突然現れる円形の道路のこと。詳しくは5月11日あたりに。

  

本来なら、生ハムとチーズも食べられるらしく。 かえすがえすも悔やまれます。満足とちょい残念の間、マルケーズ!!

Day 45 : Sans talent ( 5/22 )

《才能無し》


速攻スりすぎて、母上から二度確認された私たち。

「あなたたち、なんでそんな早いの?」「いや、なんかスロットマシーンが……」「なんか、3€取られちゃった☆てへ!」ってしか言えなかったすってんてんコンビ。