Pâques、イースター

先週の日曜は「イースター」でした。

※イースターを調べたところ、春分の後の最初の満月の日の次の日曜日、とのこと。キリストが蘇ったことを記念して、春の自然の蘇りを祝うお祭り、なんだそうです。卵は復活の象徴なんだとか。

日本には馴染みのないキリスト教的なこの行事。誰一人クリスチャンではないので、行事にちなんだことは特になく(ママから卵形のケースに入ったチョコレートをいただいたくらい)、フランス家族と過ごして終了。

月曜の午後には、近所のヤギ天国へと繰り出しました。

ヤギ天国(勝手に命名)は、「九つの湧水」(Ferme Des 9 Fontaines)という湧水が湧き出る森のそばにあります。早い話が、ヤギの乳でチーズとミルク販売している工房。

チーズ工房のチーズ!

フランスママンのマンションから車を走らせること15分ちょい。こんなに美しい場所に着くわけです、

「九つの湧水」 のうちの一つ。
 童話に出てくるフレーズ《こんこんと湧き出る》ってこういうことなんですね。

帰り際、工房のそばでミルクを瓶に詰めてもらっている間、家主と雑談。

「こんなにヤギチーズ食べたら子豚になるねー」「そうだね」

そこにミルクを持って現れた工房のムッシュ「絶対にならない!ヤギチーズは太らない!」断言!

あ、はい、と答えて帰ってきたのですが、そのムッシュの体型がいまいち説得力に欠けるものだった気がしないでもない。。。

Day 10 : 二度目のバスク入り

三度目の渡仏。二度目のバスクフランス、ただいま十日目です。

今回は、3月11日に地元を出発し、12日にスカンジナビア航空で日本を立ち(コペンハーゲン経由でパリ入りが同日、一泊してからビアリッツ空港に13日着)、ほぼ二日かけて到着しました。


コペンハーゲン……まぁこういう記念品が欲しくなりますよね。乗り換えだけだけど、次にいつこの地に足を踏み入れるかわからないもの。

スティンキー大好き!猫大好きスティンキー。

今回の滞在の目的は、語学のレベルアップとここで暮らすための吟味、各種手続き等々。日本から持って来た依頼(ありがとうございます)をこなすことも忘れずに。あと、いろんな人からの助けがあって来られたことも忘れずに!

あっという間に一週間以上経ちましたが。

なんだろ、日本での労働の反動ですっかり燃え尽き症候群。

 先週末には、ママン家に滞在!!

ご飯は美味しいし、猫は可愛いし、色々勉強になるし。何が一番いいって、長男礼賛や嫁は奴隷観念、家を継ぐとか嫁姑とかそういう家父長制から引きずってるわけのわからんものが一切ないこと。

もちろん、不便なところは多々あるけども(主にトイレと風呂)、上記のものがないだけでだいぶ楽。

あ、早くモレスキン買わないと……

Day 47 : EcoMusee De Marqueze ( 5/24 )

《エコミュゼ マルケーズ》

まぁいろいろ違いますしね。そもそも環境(水の質とか空気の乾燥、気温)が違うので、水周りの習慣がかなり違います。環境ありきで社会システムができてるところもあると思うので。

とりあえず「ロンポワンって、日本語でなんていうの?」と、昨日聞かれたのですが。

「ないよ」「え?」「日本にはないの」「え!」というフランス人の衝撃ったら。「なんで?」「知らないけど、そもそも私、パリの凱旋門にしかないと思ってたし」

※ロンポワンとは、道路に突然現れる円形の道路のこと。詳しくは5月11日あたりに。

  

本来なら、生ハムとチーズも食べられるらしく。 かえすがえすも悔やまれます。満足とちょい残念の間、マルケーズ!!

Day 26 : La troisième fois ( 5/3 )

《三度目》

もはや旅と日常の狭間に陥っている私です。旅カテゴリにしたらいいのか、いっそフランスカテゴリにしてしまえばいいのか。

相変わらずどでかい家主父上のご子息、センちゃん! この子と会うのも三回目。

本日は、家主父上のお母様っていうか、家主のお祖母様の誕生会にドナドナされて来ました。一族郎党20人近く集まる中、国籍も人種も違う私。日本にいれば、国籍と人種など意識することなんてないのに、ここにいるとどうしてもアジア系だなーわたしーと思ってしまう。

結果、アウェイどころか、江戸時代に江戸に連れてこられた象かキリンかラクダか、気分は珍奇な生き物。しかも、まだまだ生きたフランス語を聞き取れないヒアリング力なので、毎回二度ほど聞き直してしまうあたりちょっと歯がゆい。やっぱり世に言う『発音できてないところは聞き取れないルール』ですね。VとBの音とかね。AUとOUとかね。

この勉強不足!

とにかく、フランスのほどほど田舎の気のいい人たちの宴会に快く混ぜてもらった感じです。父上のお母様(おばあ様)、ご兄弟、家主の従兄妹、甥っ子などなどに紛れ込むわたし。そして、ごちそう。フォアグラ。コニャック。

以下後日!


額に入れていただきました。

Day 19 : conception de la famille ( 4/26 )

《家族観》についてほんとに考える。


さて、ここはMont-de-Marsan(モンマルサン) にある母上宅。なんていうか、ものすごく素敵な部屋で驚く。写真はさすがに個人宅なので遠慮しました。


公園。ヤギとか羊とか馬とか鳥が、自由。

近くの公園で庭づくりとか植物に関する市場が行われてました。そこに、盆栽と生花も。

生花のところで「生花だ……」 と呟くと、日本人という素性がバレ(言わなきゃ私、日本人に見えないんだ……)、日本大好きフランスマダムと片言ながら話をする。



小さい日本庭園コーナーもあり。

街の中心。

巨大犬。大きさがわかる写真は、ご家族と写ってるから載せるに載せられない……!

ということで、昨夜は母上宅に泊まり、今夜は父上宅で誕生会に参加という立ち位置が完全にアレな私、がっつり美味しいディナーをいただき、帰路につく。

って、家主んちだから、私の家じゃない。

Day 18 : réfléchir la famille ( 4/ 25 )

《家族について考える》

というのも……

うっかり結婚式に参列、そして、大変素敵なご家族の夕餉にあずかりましたので。考えざるを得ない。


股の上に猫。あったけー。

てか、フランス、広いな。まっすぐすぎる!