《風と共に去りぬ》
予想済み。 ちなみに。こう聞いた直後にご両親から「今夜突撃でディナーしにいくわ」と電話が。ディナーだけして帰るとのこと。
風!
おうちディナーの前、到着したご両親がまずしたこと。お子の家、ガサ入れ。ってか、インテリアから片付け具合まで事細かにチェック。家具、センス、色、配置、小物…………家にこだわるフランス人!!
やはりののんびりディナー後、霧雨の中散歩(やはりの一時間)して帰宅のご両親。
風!
《三度目》
もはや旅と日常の狭間に陥っている私です。旅カテゴリにしたらいいのか、いっそフランスカテゴリにしてしまえばいいのか。
相変わらずどでかい家主父上のご子息、センちゃん! この子と会うのも三回目。
本日は、家主父上のお母様っていうか、家主のお祖母様の誕生会にドナドナされて来ました。一族郎党20人近く集まる中、国籍も人種も違う私。日本にいれば、国籍と人種など意識することなんてないのに、ここにいるとどうしてもアジア系だなーわたしーと思ってしまう。
結果、アウェイどころか、江戸時代に江戸に連れてこられた象かキリンかラクダか、気分は珍奇な生き物。しかも、まだまだ生きたフランス語を聞き取れないヒアリング力なので、毎回二度ほど聞き直してしまうあたりちょっと歯がゆい。やっぱり世に言う『発音できてないところは聞き取れないルール』ですね。VとBの音とかね。AUとOUとかね。
この勉強不足!
とにかく、フランスのほどほど田舎の気のいい人たちの宴会に快く混ぜてもらった感じです。父上のお母様(おばあ様)、ご兄弟、家主の従兄妹、甥っ子などなどに紛れ込むわたし。そして、ごちそう。フォアグラ。コニャック。
以下後日!
《はりねずみ》
山あいの道路に転がってるのは、タヌキやキツネ、もしくはハクビシンだと思ってましたが。
ここ、フランスでは、はりねずみ…………!!
ということで、バスク地域の南の端っこへ行ってきました。『カクエッタ kakuetta』 という渓谷です。
「かくれた?」
「ううん、Kakuetta」
という会話を何度も繰り返す。
はい、三国志!蜀っぽい。フランス人に伝わらなくて辛い。
※しかし、のちに家主のは三国志を知っていることが判明。「もっと早く言ってよ!」と、理不尽なクレームをつける私。
塔のへつり?
最後には、小さいながらも鍾乳石があります。 ここも素晴らしいんですけど、ここに来るまでの途中の家や村や野原が、びっくりするほど絵本か世界名作劇場!!
美しい!!